歩留まりを上げるのが難しくコストが高くつきます。
また大型化も困難です。
そこで、セイコーエプンンは、単純マトリックス方式のポケット液晶テレビも発売することを発表しました。
価格競争で不利になったためです。
ある新聞は、これでポケットテレビは価格の安い単純マトリックスが完全に主流になったと報じました。
・・・ところが、その次の日のこと。
松下電器がアクティブマトリックス方式のポケットカラーテレビを4月に発売する、と大々的に発表しました。
画面は3インチで少し大きくなり、価格は5万9800円。
それほど高くはないでしょう。
それで画像がとてもきれいになれば、アクチブ方式が優勢になることも十分に考えられます。
技術の評価は、なかなか難しいものです。
性能は良いけど高度で困難な技術にあえてチャレンジするか、単純な仕組みでコストが安くて性能もまあまあといったものを選ぶべきか・・・。
そうしたいくつかの方式が競い合えば、技術が大いに進展するのです。