カストロはこの立派なキューバ人都市を、アメリカではなくキューバにあると思いちがいをしていたようです。
・・・このような意味では、カストロはアドルフ・ヒトラーやロシア皇帝アレクサンドル3世以来のアメリカ経済最大の恩人です。
ヒトラーの恐怖政治はアメリカに大勢の貴重な市民を提供し、アレクサンドル3世の全体主義的圧政は約200万のユダヤ人を追放し、結局彼らがアメリカをよみがえらせたのでした。
現在のキューバの統治者と同様、ツアーは攻撃の的を子供にしぼり、また金融業者に対する大衆の敵意をかき立てることによって、大量の亡命者を生み出しました。
12歳以下のユダヤ人少年を連れ去ってギリシャ正教派の学校で6年間教化し、その後25年間の兵役を課したのでした。
アメリカの経済および社会発展の歴史は、亡命と移民の年代記といった一面があります。
しかし、それははからずも外国における暴政や非道な行為の年代記をそのまま反映しています。
1848年の過酷な革命の結果、100万人のドイツ人がアメリカにやってきました。
これと同じ騒乱の時期に、100万のアイルランド人が飢餓とイギリスの支配を逃れてアメリカに渡ってきました。