親の世代では、「すきな」「おもしろい」「重い」「暖かい」「明るい」「安定した」「充実した」「義理的」なものとして意識されています。
青年では「地味な」「責任感ある」「義理的」なものとして意識されていることがわかります。
そして親の世代と青年にイメージのうえで差があるのは、親について「すきな」「おもしろい」「意欲的な」「単純な」「活発な」「やさしい」「充実した」イメージで・・・
青年はそれらについて逆の方向のイメージをもっているといえます。
またいくつかの尺度で拡、親の世代と青年とに差があまりないものもみられます。
・・・これらの結果から、日本に特徴的な家意識において、青年はおとなとちがった意識をもっており、その一つの傾向として、個人の主張といった面がいくぶんみうけられるでしょう。
そこでさらに日本的な一つの意識である「恩意識」について、青年の意識をさぐってみましょう。
恩意識は、きわめて日本的である一つの意識で、家意識との関連も非常に深いものです。
そして現在にあっても、「家意識」同様人びとにいろいろな作用をおよぼしていると考えられます。